怪盗グルーとミニオン大脱走

7月21日公開の映画「怪盗グルーとミニオン大脱走」を見て来ました。

 

まず最初にこの映画は邦題詐欺なので注意。

ミニオンは本編のストーリーに全くと言っていいほど関係しないです。

予告編にあった通り歌って捕まって~そして脱走する。ですが、グルーのお話には関係ないです。物語の悪役退治にも全く役に立ってないので、ぶっちゃけミニオンのシーンが無くても映画が成立するレベル。

この映画は大きく4つのパートに分かれています。

グルー&ドルー

バルタザール・ブラット(映画の悪役)

家族(主にルーシー&子供たち)

ミニオン

最初に書いた通りまずミニオンパートはグルー&ドルーのお話に基本的に関係がないです。

そして家族パート この家族パートでもグルーの葛藤の部分、ルーシーが子供たちの母親になろうと奮闘する部分で分かれて圧倒的に描写が足りない気がしました。

ルーシーの部分をバッサリ切ってグルーの掘り下げをもっとやった方が良かったんじゃないでしょうか。

そして、主人公のグルーがもはや”エージェント”グルーで定着し、1作目の意地悪だけど、子供たちにはちょっと心を動かされるというようなキャラの面影がなくなってました。

バルタザール・ブラットも映画のパートが分かれすぎて悪役として”強敵”というほどの見せ場がなく最終決戦ではびっくりするくらいあっさり決着がついてぽかーんとなりました。

とにかく色々なお話を1本の映画に入れようとしてどの部分も尺が足りず、結果すべての要素が中途半端になるという最悪のシナリオになったのではないでしょうか。

 

タイトルに期待してミニオンを見に来た人には肩すかしで、1本のお話として見に来た人には物足りなく、誰に向けて作った映画なのかよくわからない映画です。

 

映画のラストを見る限り、続編には期待できない気がします。ラストシーンのあの乗り物に乗るキャラはグルーであるべきだったように思えます。そうであれば次回作が楽しみだなと思たのですが・・・・

ミニオン人気のせいでストーリーが歪められてしまった悲しい映画ですね。もっと面白いお話にできた可能性はあったのに本当にもったいないです。